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学会賞

2021年度日本消化管学会学会賞受賞者

2022.02.10
2023.02.06

受賞賞	受賞者名 (所属：執筆時）
	受賞論文タイトル
	受賞論文掲載雑誌名、年、巻、号、ページ
	文献のURLアドレス（許可が得られた論文のみリンクを貼っています）

（敬称略）

2021年度　日本消化管学会学会賞受賞者7名

最優秀賞 (臨床部門)	歌野　健一（福島県立医科大学会津医療センター放射線科）
	Colon Capsule Endoscopy versus CT Colonography in Patients with Large Non-Polypoid Tumours: A Multicentre Prospective Comparative Study (4CN Study)
	Digestion 101:615–623, 2020
	https://www.karger.com/Article/Abstract/501609 ※JGA会員の方でテキストHTML版またはＰＤＦをご覧になるには、こちらから
受賞者からのコメント：この度は、栄えある日本消化管学会の最優秀賞を受賞させていただき、誠にありがとうございます。本研究では2センチ以上の大腸平坦型腫瘍に対する、大腸カプセル内視鏡と大腸CT検査の診断能を比較しました。病変感度は、大腸カプセル内視鏡が87％で大腸CT検査は67％でした。この理由として、平坦型腫瘍は生理的な状態では隆起形態を示しており、大腸カプセル内視鏡は生理的な状態で大腸内腔を観察可能であるためと考えられています。今後とも、頂いた賞に恥じないよう診療、教育、研究に励みたいと思います。

最優秀賞 (基礎部門)	奥田　悠介（名古屋市立大学大学院医学研究科消化器・代謝内科学）
	Serum Exosomal Dicer Is a Useful Biomarker for Early Detection of Differentiated Gastric Adenocarcinoma
	Digestion 102:640–649, 2021
	https://www.karger.com/Article/Abstract/510993 ※JGA会員の方でテキストHTML版またはＰＤＦをご覧になるには、こちらから
受賞者からのコメント：この度は日本消化管学会最優秀賞という名誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。ご指導いただきました志村貴也先生、片岡洋望先生ならびに共著の先生方に厚く御礼申し上げます。今後もこの賞を励みに、一層邁進して参りたいと存じます。

最優秀サイテーション賞（Original部門）	山脇　博士（日本医科大学　消化器内科）
	Camostat Mesilate, Pancrelipase, and Rabeprazole Combination Therapy Improves Epigastric Pain in Early Chronic Pancreatitis and Functional Dyspepsia with Pancreatic Enzyme Abnormalities
	Digestion 99:283–292, 2019
	https://www.karger.com/Article/Abstract/492813 ※JGA会員の方でテキストHTML版またはＰＤＦをご覧になるには、こちらから
受賞者からのコメント：この度は名誉ある賞を頂き、大変光栄に存じております。身が引き締まる思いです。日本消化管学会理事長樋口和秀先生、選考委員の先生方をはじめ、関係各先生方に深く御礼申し上げます。また、ご指導頂いた岩切勝彦先生、二神生爾先生をはじめ、ご協力いただいた先生方・スタッフに心より感謝いたします。今後もより一層の精進を心がけます。

最優秀サイテーション賞（Review部門）	今村　裕（がん研有明病院　消化器外科（食道外科））
	Recent Incidence Trend of Surgically Resected Esophagogastric Junction Adenocarcinoma and Microsatellite Instability Status in Japanese Patients
	Digestion 99:6–13, 2019
	https://www.karger.com/Article/FullText/494406 ※JGA会員の方でテキストHTML版またはＰＤＦをご覧になるには、こちらから
受賞者からのコメント：この度は大変栄誉な賞をいただき大変光栄に存じます。本論文の内容は、食道胃接合部腺癌が本邦でも増加傾向にあること、免疫チェックポイント阻害剤のマーカーとして再び注目をあびるようになったMSI検査について本疾患における頻度を自験例での検討をふまえてreviewしました。これからも皆様に注目していただけるような研究を目標に益々精進したいと存じます。この度は心より感謝申しあげます。

優秀症例報告賞	片岡　淳（春秋会　城山病院　消化器センター　外科）
	Collision Tumor Comprising Primary Malignant Lymphoma and Adenocarcinoma in the Ascending Colon
	Case Reports in Gastroenterology 15:379–388, 2021
	https://www.karger.com/Article/FullText/513972 ※JGA会員の方でテキストHTML版またはＰＤＦをご覧になるには、こちらから
受賞者からのコメント：この度は名誉ある賞を頂戴し、大変光栄に存じます。選定につきまして日本消化管学会理事長樋口和秀先生、選考委員長山本博徳先生はじめ関係各先生方に深く御礼申し上げます。また本稿執筆にあたって御指導頂きました春秋会城山病院消化器乳腺センター外科新田敏勝先生、大阪医科薬科大学病理学教室(現・守口敬仁会病院病理診断科所属) 竹下篤先生はじめ共著頂きました先生方にも深く御礼申し上げます。今回の受賞を励みにより一層精進して参ります。

奨励賞	中田　晃暢（大阪市立大学大学院医学研究科消化器内科学）
	NOD-Like Receptor Family Pyrin Domain-Containing 3 Inflammasome Activation Exacerbates 5-Fluorouracil-Induced Small Intestinal Mucositis via Interleukin-1β Activation
	Digestion 102:298–312, 2021
	https://www.karger.com/Article/Abstract/504974 ※JGA会員の方でテキストHTML版またはＰＤＦをご覧になるには、こちらから
受賞者からのコメント：共著者の先生方のご指導のおかげで受賞することができました。本当にありがとうございます。

奨励賞	松本　健太（広島大学病院内視鏡科）
	Long-Term Outcomes after Endoscopic Submucosal Dissection for Ulcerative Colitis-Associated Dysplasia
	Digestion 102:205–215, 2021
	https://www.karger.com/Article/Abstract/503341 ※JGA会員の方でテキストHTML版またはＰＤＦをご覧になるには、こちらから
受賞者からのコメント：この度は名誉ある賞をいただき、誠に嬉しく思います。田中信治教授、岡志郎先生をはじめサポートして頂いた全ての方々に深謝申し上げます。

奨励賞	高山　峻（京都府立医科大学消化器内科）
	Diagnostic Ability of Magnifying Blue Light Imaging with a Light Emitting Diode Light Source for Early Gastric Cancer: A Prospective Comparative Study
	Digestion 102:580–589, 2021
	https://www.karger.com/Article/Abstract/505018 ※JGA会員の方でテキストHTML版またはＰＤＦをご覧になるには、こちらから
受賞者からのコメント：この度は名誉ある賞を賜りまして、光栄に存じます。ご指導頂きました内藤裕二先生、土肥統先生を始め、共同研究者の皆様に感謝申し上げます。この賞を励みに臨床、研究ともさらに精進していきたいと思います。

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